息の音が聞こえるくらい集中していた
ドキュメンタリー映画だった
聾者の人は、どこでなににむけて胸の内を叫べばいいのだろう
しまってばかりいられるはずないのに
手話や表情で感情を伝えることはできるけど、聴者の怒鳴りや叫びに比べたら、と考えてしまった
会長との個人練習ぼろぼろ泣きながら見た。
ここが泣くシーン!と与えられているシーンはないのに、後半なぜかわからないけど、彼女を見ていたらずっと涙が出てきた。
ケイコのはい、という一言の返事だけで涙が出てきた。
みんながみんなすごく人間だった、生きていた。
殴る殴られる、怖いに決まってる。
試合のシーンでの叫び、叫ぶだろうとなんとなく予知していたのに彼女が叫んだ瞬間ほんとに、自分でもなぜこんなに泣いているのかわからないくらい泣いていた。
私は泣きたかったんだろうか?
ラストも本当によかった、
エンディング音楽がないのもよかった
2022年締めの映画だった