2022年度のアカデミー賞で主演女優賞を勝ち取った岸井ゆきの
スピーチでは涙を流していた
鑑賞してみてその涙の意味が今更ながら納得できた作品でした
耳に障害を持つケイコはイジメに合い強くなりたいという気持ちでボクシングを始める
この役を演じるのには並大抵の努力ではできなかったはず
実話を基にしているので本人になりきって熱い想いが伝わってきたのには女優魂を感じられた
ジムでのボクシングのミット打ちにもかなりの時間を費やし過酷な体力作りもあったことがうかがえる
本作に戻り…
ケイコを支えてくれていた会長の優しさがなければきっと辞めていたのではとも思えた
試合では相手の理不尽なやり方によって負けてしまうのだがそれでも前を向きボクシングと向き合う様子も最後に見せてくれました
セリフはないけど表現力で勝ち取った主演女優賞だったことは間違いないなと思いました