このレビューはネタバレを含みます
これは、言葉では説明しきれない。
目を澄ませて観てもらうしかない。
岸井ゆきのがすごく上手なところ。
最初のシーンの背筋でホレちゃう。
その後のコンビネーションも速い。
後半、ジムの閉鎖が決まったあたりからずーっと泣きながら観てました。
みんなケイコに優しいし、ケイコもみんなの迷惑になりたくなくて辞めようとしたり、それでも会長の体調もどんどん悪化して、試合に臨むんだけど負けちゃう。
けど、対戦相手と再会したときに挨拶されたりなど、ひとつひとつのシーンが全て良い。
弟も良い。そのカノジョも良い。
途中でジムを辞めちゃう青年も、決して意地悪ではなく、あれが当然の行動だと思う。
階段でぶつかって毒づいたおじさんも、相手が耳が聞こえていないとは知らないはずで、あれが普通の反応だと思う。
耳が聞こえない生活って、こういうことなんだなと思った。
会長がすげえ上手い役者さんだな~と思ってたら、三浦友和!
そりゃ上手いわけだ。。