「おい、ポッター!20周年だぞ!」
と、マルフォイの声が聞こえた気がする20周年の特別記念作品。
原作第一巻『賢者の石』発売当時、私は8才。
母にせがんでハードカバー本を買ってもらい、読み耽った。
その次の『秘密の部屋』もそのまた次の『アズカバンの囚人』も…。
そして、映画化。
目の前に、夢にまで見たホグワーツ城がその姿を現した。
想像していた通りの姿に、ただただ感動した。
監督、スタッフ、俳優陣。
一丸となって、家族のように過ごし撮影をしたそう。
その作品にかける熱意が観客である私たちにも届いた。
長く愛される作品には、それだけの魂がこもっている。
俳優陣の人生は今シリーズで大きく変わった。
もちろん、魔法の世界にとらわれた我々の人生も。
やはり映画は素晴らしい。
何かを創り出すということはこんなにも尊い。
私はこれからも映画を愛してゆくのだろう。
ちなみに、私が最も愛する映画シリーズである『ロード・オブ・ザ・リング』もまた、2021年で20周年を迎えた。
長尺で観づらいというお気持ちはわかるが、その先には最高の感動が待っている。
未鑑賞の方はぜひご覧あれ。