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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツのなのレビュー・感想・評価

4.5
ものすごく、観てよかった!!となる。これを観る前に、賢者の石から死の秘宝まで観直したから余計に感情が昂った。
関わったスタッフやキャストがいかにこの作品を大事に思ってるか伝わる。

無知だったので、監督があんなにたくさん変わっている事を初めて知った。当たり前だけどそれぞれの監督によって、現場の雰囲気や作品への向き合い方が違う事を直接キャストから聞くことができるのも楽しかった。
叶わなかったけど、アラン・リックマンの思い出話も聞きたかった。スネイプの本当のキャラクターをキャストでは唯一知っていたっていうから、それにまつわる話を本人から聞きたかったなぁ。
それだけ、時間が経っていることを再認識させられる。何年経っても新しくて、最近のことのように感じる不思議な作品だということも。

オーディションの話もとても興味深い。ロンやハーマイオニーは自他ともに認める、そのままのキャラクターですんなり決まったけど、ハリーは難航した事。双子の兄が慌ててお揃いの服を買ってきた話も笑えた。
そして度々噂になるエマとトムの話題。本人たちの口から聞いて、なんと可愛らしいのかとほっこりした気持ちに。

そしてここまで大ヒットしたことで、ハリー・ロン・ハーマイオニーの3人が、役と自分の境界線がわからなくなったと吐露していたのも印象的。計り知れない苦悩がそこにあったのだと思うと、あんなに小さな頃から大人になるまでシリーズを絶やさず演じ続けてくれて感謝の気持ちすら芽生える。
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