だいカラさん

君は放課後インソムニアのだいカラさんのレビュー・感想・評価

君は放課後インソムニア(2023年製作の映画)
4.1
よくありすぎる、原作はマンガの実写化作品です。ちなみに原作は読めていないけどめちゃくちゃ気になっています。

学校の天文台で知り合った男女が、天文部を作ることになって徐々に関係を深めていくお話でした。

タイトルから予告から100%恋愛系の映画は観ないんだけど、雰囲気がよさそうなので観てみたらいやぁ、なんともよかった。
学生が主役なので、とにかく青春感がものすごかったです。こんな学生時代いいな。不眠症の悩みを抱えた学生の話なので必然的に夜が舞台になるんだけど、夜と星空と学生と青春の親和性がすばらしかったです。夜に何かするだけで学生時代は悪いことしてる気分になったよなぁ。
森七菜をしっかり観たのは実は初めて?かもだけど、なんともかわいらしかったです、等身大な、少し何かを抱えている感じが切なくよかった、、
奥平大兼のインテリ陰キャメガネもとても合っている感じでした。「マザー」の時から比べたらなんかしゅっとしたなぁ。
森七菜の友だちグループ3人女子の雰囲気も好きでした、スポーツ系、芸術系、ギャル系を揃えていて、みんなが主人公のことを考えているとてもいい仲間。
元天文部役の萩原みのりも雰囲気よかったな。
なんか、とにかく全体的に雰囲気がいい映画だなぁ、という印象でした、自転車で星を見るデートとかJpopの世界観じゃないか。
そう、タイトルもいいです。「君は放課後インソムニア」これだけ見たらこんな恋愛に特化した映画だと思わなかったよ。でもそれがいいんだなぁ、いやぁ、見事にやられて幸せな気持ちでした。夜に観られたのもよかったです。
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