このレビューはネタバレを含みます
妻を亡くしたトムがバスを乗り継ぎ、思い出を辿って、遥か遠くの妻との思い出の場所を目指す。
亡くなった奥さんを恋しく思い聖地巡礼的なものかと思ったけど、道中のトムの回想シーンで2人の過去やトムの病気について明らかになって、ラストシーンではトムが治療をおざなりにしてまでやりたかったこと、旅行鞄をなにより大切にしていた理由に涙、、とか言って開始15分くらいからラストまで見事にずーっと泣いてたなあ。もともと短い映画だけど、ずっとあっという間に感じた
一致団結してバスから悪質な客を降ろしたり、トムの歌声に酔っぱらった若者たちも思わずうっとりしたり、温かい家族に親切にしてもらったり、、道中での人との絆が温かくてとても良かったけど、SNSで拡散されてランズエンドで野次馬たちが待ってる演出はウーン、、奥さんとのお別れのときくらい二人だけにさせてあげてくれと思っちゃった。
主演のお爺さんがいつ倒れるか不安になるほどで、この俳優さんまだ現役なの？！これは演技ではないのでは？！とも思ったし、たまに「これは映画、、」と言い聞かせることでどうにか見ていられた、、と思ったら実年齢65歳！(ナサニエル役か〜い)しかも特殊メイクなしときたもんだからびっくり！
いい映画を観ると監督や俳優のコメントや、撮影時のエピソードも読みたくなるけど、なんか作り物とは思えなくて思いたくなくて、パンフレット買うのちょっと渋っちゃった。また買いに来なきゃ行けないから買ったけど🤧
