大学生3人組が興味本位で幽霊が出るという廃団地を訪れる。人が住んでいないはずだが、実際には住人がおり、3人は不審に思うも、それは恐怖の始まりに過ぎなかった…、という内容。
考察型ホラー映画という割には、鑑賞後、特に考察しようとは思わなかった。主人公の史織がなかなか面倒臭い女性で、自己中心的かつ死に対して異常な程恐怖心を抱いているので、作中突拍子もない行動をする。そこにイライラする笑。正直、団地の人達がカルトなのか、幽霊なのかどうでも良い笑。団地や住人達を“いかにもオカシイ人達でしょ?、狂ってるでしょ?”とアピールする演出もダサい。
結局、何だったのか良くわからなかったが、雰囲気だけは楽しめたと思う。意欲的な作品だったので、その点は評価したいと思う。