ジェマは事故で両親を失った姪ケイティにAI人形ミーガンを与える。ミーガンとの交流でケイティの心は癒えていくも徐々にミーガンのコントロールが効かなくなり…、という内容。
AIの暴走。ストーリーは王道だが、ミーガンのヴィジュアル・キャラクターが絶妙に気持ち悪く、作品を引っ張っていた。特にミーガンが刃物を持ってCEOを追いかけるシーンが印象に残ったが、出来れば軽快に血飛沫が飛び散る展開も見たかった（意外に怪力なミーガンだったので、人体を引き裂く描写があっても面白いかなと個人的に思った笑）。また、ロボットならではの壊れかけの動きも不気味で良かった。
本作はホラー映画好きには物足りないところもあるが、誰が見ても楽しめるある意味“やさしい”ホラー映画だった。
