このレビューはネタバレを含みます
ミアゴスは最高で映像もイケてて前半は面白い監督だなと思ったのだが徐々に微妙に。。
目のシーンとか、そこまでしっかりグロいシーン見せる必要あんのかな??
普通カット切り替えて見せないっていう暗黙の了解みたいのがある気がするが、ガッツリ見せてきてきつい、そこ後ろ姿でいいじゃんって。
あと、このヒッピー時代(70年代)でホラー撮るなら、もっとカラッとしたギャグセンスや爽快感が欲しくなるのだが、それもなく、ただメイク感の強い老人のキモさが残った。
嘘くさい老人が動けば動くほど個人的に冷めていった。婆さんは静で窓から覗いてるぐらいでよくて、爺さんが動で殺しにくるぐらいが面白い気がする。
動けば動くほど普通の殺人鬼と変わらなくなる。デヴィッド・ロバート・ミッチェルのイット・フォローズなんかはそこのスピード感が面白かった。
内容の割にフェティッシュ感もあまりなく、音声の子と彼氏の嫉妬心みたいのもっと引っ張ればいいと思うのだが、サクッと終わってしまって残念。
この段階ではイーライロスの劣化版なのかもしれない。