舞台・ロケ地は山口県のとある島…というコトでしょうか、10歳の女の子を主人公に、周囲の人々も含めたその島での生活における諸々の出来事を群像劇的に描いてゆく…というヤツですね。しかし、その大枠の構造にしても＆具体的な個別のエピソードにしても、率直にだいぶ「ありがち」な質感、と言いますか、だから面白み・ユニークさという意味では内容それ自体ではないトコロに求めていった方が好さそう…みたいな感じの作品にも思えてしまいましたかね。とは言え、まずはロケ地の島のごくイイ感じなトコとか、風景・自然の綺麗なショットとか、加えて俳優陣も（あくまで個人的には）正直そこまであんまり最近の邦画では見ない様な顔ぶれも多く集まってたコトも含めて（⇒木野花さん＆嶋田久作さんはともかく）そーいうのが（ある程度は）そもそもちょっと新鮮な感じでもあり、また演技も思ったより手堅くて、まあ全然悪い感じではなかったかな…と観終わったって感じではあります⇒また個人的には特に、加藤ローサさんやっぱ超・美人だな…と見惚れてしまいましたよね。その点に関してはもう一点、子供・若年層・壮年層・高齢者、と登場人物の年齢的なトコロも全階層を対象にバランスが好かった…みたいな感覚もあったりして、やや迷いましたがこの位の点数にしておきます。ファミリー向けにはピッタリな作品かと思います。
