こぅ

日曜日はいつも雨のこぅのレビュー・感想・評価

日曜日はいつも雨(1947年製作の映画)
4.1
'22 1/18 作品登録していただきました。

ロバート・ハーメル監督作品初観賞で、ライト感覚な【ブリ
ティッシュ・サスペンス】。


脱獄囚トミー(ジョン・マッカラム)が、元婚約者で、今は
5人家族の母親になっているローズ(グーギー・ウィザース)
の家に逃げ込む。ローズはトミーを匿うが…。


旦那が新聞で知った脱獄囚トミーの名前を聞いたローズは、
パブで働いていた時期のお客から始まった過去を思い出す
(回想)。

物置きにしている防空壕にローズが入ると、、

そこから旦那の留守中に2階の寝室で寝させて食料を運ぶと
いう【大胆不敵な計画】に。

何れも腹違いの娘が2人に小さな息子が1人。
姉ドリス(パトリシア・プランケット)は、テッドと付き
合っている。
妹ヴァイ(スーザン・ショー)は、パーティーで知り合った
レコード店店主のモーラと不倫仲(モーラは妻にたじたじ)。
母ローズと娘ヴァイは犬猿の仲。
途中、予期せぬ者が帰って来たり、警察が訪ねて来たりがで、
ハラハラを演出している。

本編とは、ほぼ無関係な遊技場オーナーのルーや金欠のチン
ピラ3人衆のドタバタエピソード等も盛り込み、肝心のサス
ペンスパートが寧ろ スパイス程度 に感じるが、ドタバタが
中々楽しいので観ていられる。

重く暗い話になるプロットを 軽快に脚色 している為、ここが
評価の分かれ目になるだろう。

終盤、
愛し合っていたのに突然捕まって消えたトミーを諦め、ローズ
は好きでもない相手と結婚したが、再会して爆発再燃SEX。

その後、ダークホース的人物が訪ねて来て、トミーの愚行に
よって、事態は外にてクライマックスを迎える。
盗難車〜チャリ〜逃走、貨物車両を絡めて警察と操作場での
対決。

作中ドタバタ劇メインでも、締めるところ(見せ場)は、
しっかりキープしていたし、


ラストはやっぱりこの◯◯で良かったね、という優しいオチに
着地も好み。

そして、タイトル通りだとすると【効果的な清々しさ】。

サクッと92分、中々楽しく纏まった上手い脚本だと評価。


*娘で妹ヴァイ役、【スーザン・ショー(18)】が
美人で、セクスィスリップ姿をサービス。


*◯◯Oキャッチャーが殆ど原型のまま、この時代から存在
していたと確認。
こぅ

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