このレビューはネタバレを含みます
恒松祐里を観るための苦行。
カテゴリー/ホラーというだけで敬遠気味なのだが彼女を観るためには仕方がない。何もかも諦めて出向く。
思った通り序盤が不気味でいささかうんざりするのだが、芹澤興人の登場に何故かホッとする。そんな前半が女子高生瀧七海の謎の笑みで終わり、恒松祐里の冒険が始まるとそれはもはや『カメラを止めるな』の如くで芹澤興人の登場が生きてきます。でも、異界にいる人物がいつも同じってどーいうことという問題に直面すると何が何だか分からなくもなる。でも、そのことはエンドロール後に前半の瀧七海の笑みの謎と共に何となく説明されるのだが、いや、異界への道筋がいとも簡単に続いていることに苦笑せざるを得ない。が、映画ですもの。都合があります。
物語よりも、サトエリがメタモルフォーゼして佐藤江梨子になっていた方が怖い。