最後まで席を立つな、この映画は二度始まる…!って感じの映画。
序盤はとんでもない駄作を引かされたのかと思ったけど、中盤から後半にかけてかなり盛り返して来る。
オチもなかなか秀逸。
異世界パートのめちゃめちゃ安っぽい色味が世界観をぶち壊しにしてる。
カラグレをミスってるとしか思えないくらいの白飛びと黒潰れ。
これのせいで作品の雰囲気がB級映画未満になって、余計に白けさせてしまうのがマジで残念。
狙ってこの色味を出しているなら完全に失敗だと思う。
撮り方とかいろいろ工夫されてて意欲作っぽさはあるので、潤沢な予算と技術でもう一度作ってみてほしいと思った。