ベイト

きさらぎ駅のベイトのレビュー・感想・評価

きさらぎ駅(2022年製作の映画)
4.8
評価が高すぎる?いやいや、きさらぎ駅からこのシナリオを思いついた脚本家は天才だと思う。

ホラーだと思いますよね、普通は?
確かにホラーではありますが、ホラーとして観るとチープで、PS1や個人制作などでありそうなホラーノベルゲーム見たいなクオリティです。

前半は元ネタを改悪しただけの、出来の悪い邦画だと思って視聴していましたが、後半から全く別のジャンルの物語に変わり、どんどん物語に引き込まれていきました。

しかし、これだけではこんなに高い評価は出来ません。
良くて、3.9が関の山です。

では、なぜ4.8もつけたのか?
ネタバレになるのであまり語れませんが、結末です。

今まで様々な作品を視聴してきました。
ユージュアル・サスペクツ、SAW、ファイトクラブ、十角館の殺人、逆転裁判、零 紅い蝶など、衝撃を与えてくれた作品は数知れません。

まさか、この作品が新たな風を吹き込んでくれるとは思いもよりませんでした。

良く練られたシナリオと数々の伏線。
鑑賞後に考察を観ると、なるほど!!と、さらに驚きを与えてくれました。

万人受けはしないかと思いますが、私みたいに、刺さる人にはぶっ刺さる内容なので、上記のタイトル一覧のどれかに頷けた人には強くオススメします。

何故、こんなにも評価が低いのか理解できません。

グロ度 10/0.5
ベイト

ベイト