ベイト

犬鳴村のベイトのレビュー・感想・評価

犬鳴村(2020年製作の映画)
2.8
土台は良いのに取捨選択をせずに全入れしてしまった、闇鍋の様なホラー映画。

序盤は「あれ?散々な評価の割には普通のホラー映画だな(効果音は酷いけど…)」と観ていましたが、中盤からかなり怪しくなっていきます。

登場人物達が、本筋は同じようで毛色が全然違う出来事に巻き込まていき、脚本家と監督がそれぞれこういうのをやりたいんだろうなぁ〜、のオンパレードとなり、視点や物語が散らかり始めます。

終盤は0点です。ジャンルが180度変わります。
無理やりねじ込んだ"犬"要素が全てを台無しにします。

序盤はホラー初心者にオススメできる作品だな、と思いながら観ていましたが、酷い終盤と微グロ要素のせいでオススメし辛い作品となり、非常に残念です。

グロ度 10/1
ベイト

ベイト