土台は良いのに取捨選択をせずに全入れしてしまった、闇鍋の様なホラー映画。
序盤は「あれ?散々な評価の割には普通のホラー映画だな(効果音は酷いけど…)」と観ていましたが、中盤からかなり怪しくなっていきます。
登場人物達が、本筋は同じようで毛色が全然違う出来事に巻き込まていき、脚本家と監督がそれぞれこういうのをやりたいんだろうなぁ〜、のオンパレードとなり、視点や物語が散らかり始めます。
終盤は0点です。ジャンルが180度変わります。
無理やりねじ込んだ"犬"要素が全てを台無しにします。
序盤はホラー初心者にオススメできる作品だな、と思いながら観ていましたが、酷い終盤と微グロ要素のせいでオススメし辛い作品となり、非常に残念です。
グロ度 10/1