第94回アカデミー賞の短編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされた本作。
約20分の中で、アフガニスタンのカブールにある難民キャンプで暮らす男性の姿が描かれたドキュメンタリー。
かなりドラマチックな展開になるな〜と「消費者」として観ていられる環境に自分がいることのもどかしさを感じます。
自分のやりたいことと、周囲の反対にもがく若者
という構図自体はどこの国にもあるものですが、ここでその天秤にかけられる選択肢がどちらも詰んでるというのが、本作と、本作のその先にある現実が物語っています。
ただ昨年あの件があったことさえ、このドキュメンタリーを見るまで忘れていた自分の不勉強、無関心さに腹が立ちました。