夏色ジーン

息子のまなざしの夏色ジーンのレビュー・感想・評価

息子のまなざし(2002年製作の映画)
4.0
感想川柳「選択肢 常に自分の 中にある」

ダルデンヌ兄弟の作品巡りで見つけました。φ(..)

職業訓練所で木工を教えるオリヴィエ。彼はある事件以来、心を閉ざして他人を受け入れられなくなっていた。そんなある日、フランシスという少年が訓練所に入所してくる。彼は木工のクラスを希望したが、オリヴィエから手一杯だという理由で断られた。だが翌日、フランシスが気になるオリヴィエは、自分のクラスで彼を受け持つことになる…というお話。


これはまたやるせないやつですな〜(´Д`)ついにオリヴィエ・グルメが主役になって、刑事でもなくなりましたが、こんな切ない役とは…(-o-;)

自分の息子を殺されて、奥さんとも別れるはめになったのに、犯人を見つけてしまって許すことは出来るのか?(ー_ー;)「ラビットホール」とはまた違う感じですね。

状況が状況だけに単純に「憎しみ」や「罪を償う」では片付けられないですね。( ;∀;)

実際「自分で制裁」すれば気が済むのか、「相手が真っ当に生きる」ならば気が済むのか…(-""-;)どっちにしろ死んだ者は還ってこないし、おそらく完璧な解消法は無いんだろうな。結局自分で「よりマシな方」を選ぶしかない。

あくまで「業務上過失」の範囲内だけども。( ・ε・)

自分がこういう状況に陥らないように祈るのみ。ヽ(´o`;
んでまずm(__)m