息子のまなざしの作品情報・感想・評価

「息子のまなざし」に投稿された感想・評価

多くが語られない分
想像力を掻き立てられました。

全ての出演者が痛々しく、
苦悩が伝わってくるようで
涙がこぼれました。
LEON

LEONの感想・評価

4.4
〝寛容なココロとは何か…〟

感情をコントロールすることの難しさは、誰もが苦悩し日々の暮らしの中での軋轢となるだろう。

特に怒り・悲しみ・憎しみ…と負の感情をコントロールする事が、人間がこの世に誕生してからつきまとう宿命でもある。

人間に感情がある限り様々な環境に晒され、理性と言う防波堤でかろうじてココロをコントロールしているにすぎない。

この映画を観れば〝寛容〟とは何かを知らしめられるだろう。

人間は完璧ではなく、誰でも過ちを犯す。
その過ちが意識的だろうが無意識だろうが、過ちには変わりはない。

ダルデンヌ兄弟にしか出せない独自の描写は、人間の本質を常に描き続ける。

背中越しから主人公を追うカメラ視線の先にあるのは、単に少年を捉えているだけでない。

一見、何でも無い雑なカメラワークに感じるが、その雑な映像こそ主人公のココロの同様が見え隠れしてならない。

何といってもこの映画は〝オリヴィエ・グルメ〟の言葉少なく無骨で素朴、人生を背中で表現する自然な演技に魅了される。

それまでダルデンヌ兄弟作品には欠かせない俳優であるが、全て脇役で影の薄い役柄ばかり。

自らの存在を消して印象を残さない背景と同化したような〝オリヴィエ・グルメ〟。

その俳優が主人公に大抜擢されたとなれば、それだけで面白くないわけないだろう。

観終わった後に彼の印象すら残さない、なんの変哲も無い俳優を主演に据えたダルデンヌ兄弟はやはり凄い。

寛容なココロをまざまざと感じさせられる作品…ラストも好き..★,
Phill

Phillの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

それぞれ乗り越えられない過去を背負いながら何かしらの形で共に生きていくのかなと、生きる事や考え方や決断の道は一つではないと思った。
小森

小森の感想・評価

5.0
息子とは誰のことか考えながら見ると面白い。
いつ言うのかハラハラした。
HASUMI

HASUMIの感想・評価

4.3
よかったです。

BGMがなかったことに、エンドロールまできて初めて気がつきました。

見せ方が好み。

過剰な演出等必要ないんだなと思わせる

飽きないどころか、目が離せない。

むしろもっと見ていたい


終わり方が良い
鑑賞後、まるで同じ体験をしたような疲労まで味わうような作品。

男性が何者で、どんな物語なのか。

だんだんとわかってくるけれども、リアルなカメラワークがぐっと引き摺り込む。

このような気持ちに果たしてなれるのか。現実だったなら。

息遣いと共に。
矢口

矢口の感想・評価

3.2
職業訓練所で木工を教えるオリヴィエ。彼はある事件以来、心を閉ざして他人を受け入れられなくなっていた。そんなある日、フランシスという少年が訓練所に入所してくる。彼は木工のクラスを希望したが、オリヴィエから手一杯だという理由で断られた。だが翌日、フランシスが気になるオリヴィエは、自分のクラスで彼を受け持つことに。また、何故かフランシスへの尾行も始めたオリヴィエは、その後別れた妻マガリのもとへ。そしてフランシスの事を話すと、彼女に激昂される。フランシスは、実は彼らの幼い息子を殺した張本人だった…。
(yahoo!映画より)
hagy

hagyの感想・評価

4.0
いやはや始まると同時にこの禿げた神経質が過ぎる中年のおっさんの言動に付き合わされていらいらさせられない人は一体何人いるのでしょうか
和やかな笑いや魅力的な人物の登場などそうした類いの一切を許さず終始物語は緊迫した画面で展開していきます
それは観終わった後にはもう、まさに映画館を後にしたときのあの重苦しい空気と脱力感でいっぱいになるのです
物語はメッセージを持ちません
極限にまで追い詰められた人間どもの感情がただただ溢れ出します
過剰なドラマ演出でないところが私がこの監督を気に入っているところですね

私は映画のエもわからない輩ではありますが、この103分が多くの完成された技術の賜物であることは想像に難くないです!
圧巻!👏👏
開始早々肩に付いた細かい木屑をフケと勘違いしてドン引きしてしまったぼくのことも赦して。
ayamugi

ayamugiの感想・評価

3.6
カメラワークに酔いながらも、
粛々とすすむなかに人の機敏がみてとれた。
閑さや~
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