満75歳から生死の選択権をもらえる制度: プラン75が可決。市役所でプラン75の受付をするヒロム。プラン75関係の施設で働くフィリピン出身のマリア。その制度もあって78歳でホテルの清掃員のミチは職を失う。ミチの一番仲良い友達も孤独死してたし、プラン75に申し込むことにするんか。死ぬことを選んだ人のケアをするコールセンターの成宮瑶子。ミチと仲良くなって瑶子は最後のお別れが辛くなる。キレてる瑶子がこっち見るの怖くて良い。安楽死やろうけど、隣の人の死に近づく電子音聴こえたら怖いやろ。ヒロムが死を選んだ叔父さんを奪って帰るよをマリアが手伝う。ミチは制度による死から逃げ出した。でも、結局あの世界が変わらん限りミチの未来は変わらん。
ヒロムと瑶子にとって仕事でしかなかったプラン75が、現実味という破壊力抜群のダメージで襲いかかる。一方でマリアみたいなお金が必要な人がプラン75によってお金と幸せという破壊力抜群のバリアで守られる。ルールはわかりやすいんやけど、難しい映画でした。
「75歳、人生の岐路」
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