物凄く優しい世界観で、好きになれないのが申し訳なくなるくらいだった。ライフさんの独特な存在感とカリスマ的なお茶目な笑顔が良かった。とても可愛くて好きになれる場面が沢山ある。それだけに現実味を感じられず、ただ心地よい印象だけが残ってしまう。もちろんそれが好みの人もいると思うが、もう少し重みがあっても良いのでは無いかな、と思った。ただ、アンドリュー(クーパー•ライフ)が鬱とはどんな感じか、とドミノ(ダコタ•ジョンソン)に質問する場面が印象的。”I don't know. It feels like... like you remember what better feels like and then you do things that you think will make you feel better but they don't.“(分からないけど、良かった頃の気分が思い出せなくなって、気分が良くなるはずのことも出来なくなってしまう感じ。)という台詞は、凄く思慮深くて好きだった。
