聞きしに勝る胸糞映画をアマプラ配信終了間際という良いきっかけが出来てようやく鑑賞。
もっと勝手にB級ぽさを想像してたのですが、冒頭から現実なのか幻想なのか定かでなく見る者を惑わせて惹き付けるストーリーテリングの上手さや、時折はさみこまれるフラッシュバックなどの編集の妙、演者の熱演と何処をとってもクオリティの高さを感じました、グロに関しては覚悟してた程では無くむしろ人怖。
人間の尊厳かそれにも勝る飽くなき人間の探究心かといった宗教、哲学的なテーマもラーメンのように個人の趣味嗜好によって後を引く余韻と余白。そりゃ賛否両論が別れるだろうなと思える問題作でした。