Masato

マーターズのMasatoのレビュー・感想・評価

マーターズ(2007年製作の映画)
3.4

鬱映画特集50本目(1本タグつけ忘れてたため49はスキップ)

50本記念はいつか…やります。

ジャンル:拷問

鬱ランクC

巷では救いようのない映画として挙げられますが、まあ普通の鬱映画でした。耐性付きまくって麻痺してるだけかも。「バイオレンスレイク」や「アメリカンクライム」、「ファニーゲーム」のほうが拷問映画としての鬱レベル高め。

メニュー画面が既に怖くてグロテスク描写期待してたけど、最後のアレ以外はそうでもなかった。でも、ここまでやれるのはフランスだからかな。フランスのスプラッターに対する本気度合いはおかしい。

鬱とかそれよりも、映画の構成が面白かった。ストーリーをまったく入れずに見たので、最初別の映画かな?と勘違いしてしまった。と思ったが、急展開でビックリ。もう何が何だか訳分からずに話が進むと、後半からまた急展開に。

と、思っていた展開とは異なる方向へと2回ほど進んでいくため、どうオチをつけるのかが全く分からずに楽しめた。こういうところ、シャマランぽくもあるし、最近のだとヘレディタリーとかと似てる。こういうメタ的なトリック好きなので良かった。ただ、ありがちな設定にいってしまったのは良くなかったかな…それを許容しても、割と安易な展開‥

例の拷問シーンは、まあ淡々と写していくあたりの異常性は独特で良かったものの、普通かな。

期待は下回る出来だった。
Masato

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