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(ハル)のfkrのネタバレレビュー・内容・結末

(ハル)(1996年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

@CS/BS 面白い。 回転テーブルの使い方。 献立を筆と半紙を使って書く習慣の謎さも人物のディテールに繋がってる感じで良い。メールのやり取りがメインで台詞にしたら多弁だけれど、画面に文字のみで進行し物静かなBGMが重なったりして話の興味も含めなんとも心地よい。 BGMが秀逸。深津 絵里の揺るぎない綺麗さなんなの。職を転々と変えることで色んな服装に変わっていく。その佇まいを綺麗に撮っている時点でほぼ勝負ありなんじゃないか。 お互いをホームビデオで撮影しハンカチを振るシークエンスもとても良い。というかここがとんでもなく不思議だし異様。クライマックスで反復されるけど、編集具合でちょっとホラー感もある(ビデオ画質で赤い服の女が手を振ってるんだぞ?)。 めちゃくちゃ良い映画だった。
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