胸糞が超重量級だった。。
脳裏に焼きつくラスト20分。車のシーンは映画史上に残るトラウマ級。珍しく全部腑に落ちる北欧ホラー🇩🇰🇳🇱 旦那の決断以外は、、 予想外の展開に恐れ入りました。3言語で繰り広げるディスコミュニケーションも怖さを煽る。些細な不和が不信、そして確信へと変わる。伏線の張り方が天才的、最後まで見てタイトルの意味知って震え上がった。イタリアのリゾートで出会った2組の家族。"デンマーク人とオランダ人は文化も言語も似てるから相性がいい"とにこやかに会話していた平穏が徐々に崩れ去り、恐怖とマインドコントロールから始まる崩壊にはさほど時間がかからなかった。ホラーだけどまじで誰の身にも起こり得る事件的なストーリーでより一層怖かった。"いい人たちそう"は信用ならないってことと、デンマーク夫婦の数々の決断の誤りでどんどん悪い方向に進む救いのない運命。。オランダ語とデンマーク語が似すぎてお互い何言ってるかある程度分かるんじゃ？という勝手な心配もしてしまった、、
大層な音楽で観客の不安を煽るだけの雰囲気作品かと思いきや後半はまじで人間の本質の恐ろしさに迫るさすがの重厚感。イスラム国に捕まった捕虜を彷彿とさせる胸糞を超えたどうしようもない現実。
作中でサイコパスがキレて言ってた真実の一つ。「チーズって聞くとみんなフランスやイタリアを想像するけど、オランダのチーズは過小評価されてる。ドイツに次いで生産量世界2位だけどそれを誰も知らない。ゴルゴンゾーラよりレベルは上だ、むしろ世界No.1だ！」→オランダでチーズを食べてチーズの概念が変わってしまった私にとって最高のジョークすぎた😆オランダチーズなら1切れで朝ごはんにだってできるくらい美味しかった。
医者と偽っていた旦那、無職なのに海外旅行にいけるのは障害者保証で生計を立ててた線が濃厚？🤔
