ナンデヤネン

胸騒ぎのナンデヤネンのレビュー・感想・評価

胸騒ぎ(2022年製作の映画)
4.6
後世に胸糞映画の秀作として評価されるであろう作品。最高に後味が悪い。そして怖かった。ハサミのカットはどうやって撮ったのだろう。まさか本物じゃないだろうが、あれはキツかった。(汗)
そりゃハリウッドが映画化権買うよなと納得する。序盤から音楽がおどろおどろしくて画とマッチしていない違和感を感じなくもなかったが、終わってみればどこ吹く風。100分にも満たない上映時間がテンポが良くてちょうど良かった。スクリーンを見ながら点と線をつないでいく楽しみ。オランダ人夫婦の正体を知った時、私の感情はビャアンと同化した。願わくばブラムハウスがリメイクする時は、もうちょっと救いのある結末であって欲しい。本作は余りにも救いがなさ過ぎた。デンマーク人夫婦にはなんの瑕疵もなく可哀想過ぎて仕方がない。本作品での夫婦の無念をハリウッド版で果たして欲しいと願うばかりだ。
ナンデヤネン

ナンデヤネン