生茶

胸騒ぎの生茶のレビュー・感想・評価

胸騒ぎ(2022年製作の映画)
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記録
2024年24本目


確かに鑑賞後は胸糞悪ぅってなりますが、ビャアン(モルテン・ブリアン)とルイーセ(スィセル・スィーム・コク)夫妻は緊張感が無さすぎましたね。
何度逃げる機会があったの?
ちゃんと逃げてるじゃん?
そんなにぬいぐるみが大事?
自分達の勘をもっと信じてあげようよ?
引き返してのるに何故またベッドで寝る?
「お前達が差し出した」
確かにその通りかもしれない。
そう思わざる得ない。
パトリック(フェジャ・ファン・フェット)とカリン(カリーナ・スムルダース)夫妻は車に何の細工もしていなかった。
絶対ガソリン抜かれてるよーとかエンジンかからないよーとかパンクしてんじゃーんな展開だと確信があったので拍子抜け。
しかしそれが逆に彼らの捕える気満々な自信の表れでしたね。
隣人もいない静かな住居=逃げ場無し!です。
兎に角説明がない。
あの様な行為に至る訳も仲間の存在も後始末しても警察沙汰になりそうだし。
それらの点も後味の悪さ増幅原因。
もしかして町(かな?村かな?)ぐるみだったのかもしれない。
見事な消化不良。
冒頭から綺麗な風景画に反した不穏なBGMが観ている者達を不安にさせる。
子供を容赦なく犠牲にする展開は今のハリウッドや邦画ではなかなかみられないですね。

ハリウッドでリメイクされますね。
主演は私的に大好きジェームズ・マカヴォイ。
それを知ってるうえで観ていたのですが、モリテン・ブリアンがどことなーくマカヴォイ兄さんに見えてきたーっ。
ですが調べてみたらパトリック役なのかな?
今作に負けず劣らずの胸騒ぎをお願いします。
観るのは辛いですが。
座席の下確認、大事。
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