asuka

僕らの世界が交わるまでのasukaのネタバレレビュー・内容・結末

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

嫌いなタイプの人間は?って聞かれたら
自分の考えやこうなってほしいを押し付けてくる人!って答える私にとって
キツかった…キツい映画だった。
これからもその手の人は全力で回避して生きるし自分もそうならないように気をつけよう

というわけであの母親(エヴリン)が無理すぎて胸焼けした、、🤮
最初らへんの家族の食卓の空気感で既に無理だった、、好きな歌歌わせてやれよ、、

シェルターにいる男の子を気に入って勝手に自分の息子のように思い込み、本人が強く希望したわけでもないのに勝手に進学のレールに乗せようとしたり、食事作って持ってったり、パニックになって学校まで押しかけてきたりわめいたり、ホラー映画より怖い。
おばけより生身の人間が一番怖い。
男の子辛いの嫌がってるのに嘘つかれて無理矢理食べさせられて可哀想😭
逆らったらシェルターを追い出されるかも、って自分と母の生活かかってて必死にいい子に生きてるだけなのよ、、ストレスだよねー、
自動車の修理屋になるって言ってたのは無意識下の親からの洗脳もあるかもしれない。ほんとは大学ちょっと興味あったのかもしれない。
でも人間、結局は生きてきた育ってきた環境だと思う。
どこかから取ってきてつけたような進路受け入れられないよ。


主人公の通う高校では政治についてディベートしたりイベント開いてる高校生たちがいて、日本人(私とか)が関心なさすぎるだけで向こうでは普通なのか?
歴史の話や他国の政治の話で盛り上がっててすごいけどキモいと思った。
もっと身近な話で盛り上がる姿とか描かれてたら違ったのかな?
自分たちの生活はどうなんよ?
あと政治とか宗教の話って、友達と意見割れて喧嘩になりそうなカテゴリだと思うけど大丈夫なのか、楽しく過ごせるもんなのか普通に気になる🫠

主人公ジギー(ジギースターダストみたいで可愛い名前)は、ビジュは好きだし弾き語りだったり可愛さはあるけどバカなんだよな😫
好きな人へのアプローチの仕方間違えてるアイタタタタタな感じや、何か意味のあることをしようとしてるのにもかかわらずひたすら表面的だったり、デリカシーの無さとか色々解像度高い。。というかデフォルメしてるのか。。
まあ、高校生としての人生に焦ってるところなのかもしれん、

最後は歩み寄れて、きっとまたこの先もバトルは続くんだろうけど希望見えてよかった、、
私も自己愛強いから気をつけよう。

ていうか何でもない音楽をバカにするなんてやっぱ許せない😡(政治色強い高校生団体→ジギー、エヴリン→ジギー のやつ)
ある人にとってはガラクタのようにくだらなく思える音楽が、ある人にとってはすごく自分を元気づけてくれたり生きる意味だったりするんだよー!
バカでデリカシーないジギーだって誰かの生きる勇気なんだ。
そうやって世界は回っていると思う。
みんな生きてるだけで偉いから、余力があったら小さくていいからその時々自分が周りに対して楽しく出来ることをすればいいと思う。

色々考えれる映画だったと思う!
ただ思いのほか体力は持ってかれた!



#書く練習
asuka

asuka