たろさ

ハッチング―孵化―のたろさのネタバレレビュー・内容・結末

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

フィンランドに住む幸せそうな一家。娘のティンヤ(シーリ・ソラリンナ)はある卵を家に持って帰る。その卵は孵化し…。


「卵から孵化したもの/アッリ(ヘルッタ・カレン、ジョナ・アールトネン、シーリ・ソラリンナ)は実はティンヤの妄想で実際には存在しておらず、作中の凶行は全て彼女の仕業だったのではないか?」と途中で思ったがそんなことはなかった。
母親(ソフィア・ヘイッキラ)のクズっぷりがいい。SNSへの投稿は承認欲求の表れで、娘への厳しい指導もそれを満たすためだけに見える。しかも不倫もする。こいつを殺してほしかった。
主人公のティンヤを演じたシーリ・ソラリンナが健気でかわいくてよかった。それなのに何回もゲロを吐いたりひどい目にあってかわいそう。
たろさ

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