【「水死体のように浮く」】
レビュータイトルは、映画「子供はわかってあげない」で、トヨエツ演じる泳げない父親に、上白石萌歌演じる娘が泳げるようになるためのコツとして伝授した言葉だ。
なんか通じるものがある😁
まあ、僕は、この手の映画が大好きなので、ずっとニヤニヤしながら観てしまった。
あと、本題に入る前に、この作品は、綾瀬はるかさんと、阿部純子さんにホレる映画でもあるような気がする😁
(以下ネタバレ)
実は、この後に観た「FLEE」というアニメ作品が、小鳥遊(たかなし)が授業で学生に説明しようとする「認識と記憶」を理解するきっかけにもなった。
記憶にないのではない。
頭をぶつけて記憶として定着しなかったように思っていたが、事実を受け入れられなくて、記憶となることを心のどこかで避けていたのではないのか。
だが、避けているだけでは、新たな一歩を踏み出すことなど出来ないのだ。
「FLEE」では、難民である主人公アミンが、自分の経験してきた難民としての過酷な過去を心の奥底にしまい、人々に隠して生きてきたのだが、それによって、本当の自分の気持ちに向き合うことが出来なくなって、重要な決断も難しくなっていた。
だが、カウンセラーに自分の困難な過去を、時間を追って回顧することによって、自分の過ごした過去は改めて大変なことだったと認識し、決して「逃げた」のではなく、立ち向かって来たのだと気付くと同時に、もしかしたら、自分自身が、重要な決断をする時の言い訳にして、曖昧な態度を続けて来たのだと思い返すことになる。
そして、新たな一歩を踏み出すのだ。
小鳥遊も似たような感じだ。
それにしても、小鳥遊は、エンディングで、奈美恵がモジャモジャパーマじゃなくなっていることに気が付かなくちゃならない。
女性の重要なチェックするポイントだ😁
僕も気が付かないで、何度も怒られたことがあるから、僕からのアドバイスだ。
それにしても、じゅんやは、大活躍だ。
「だって、先生のこと好きだって言ってたじゃん‼️」
こんなナイスなツッコミはないだろう。
僕は、この作品が大好きだ💮