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エノーラ・ホームズの事件簿2のtaiaのレビュー・感想・評価

4.0
1で一人でも事件を解決できることを証明した二作目は「一人でも出来ることはある。でも仲間がいればもっと出来ることは増える」と言う連帯とエンパメントのお話に。
観て良かった〜(๑˃̵ᴗ˂̵)❤︎

彼女が一人で解決したはずの前回の事件(だったよね?)が兄の手柄にすり替わっていたり、事件そのものであったり、シャーロック・ホームズではなく彼の "妹" だから成立するしここまでおもしろくなる話だと思う。
ルーピン先生役の人出てたんだけど怖い役ハマるよね。WWでも悪役だったの思い出した。

第四の目もそうだけどこのシリーズ二作とも権力的な男性(マイクロフトとグレイル)にエノーラが恫喝される(そして涙ぐむ)シーンがあって、恣意的なものを感じたな。
彼女が時折見せる、"社会"を見据える時の鋭い眼差しも印象的だった。

第四の目の演出についてはそんなに好き嫌い無いんだけど今回流石にちょっと多く感じた。演出として流行ってるんだろうか?
個人的にはキャラがこちら目線になると逆に「画面越し」を強く意識してしまうので、最初と終わりに少しあるくらいの方が集中できる。
主人公と並走してる感を出したいとしたら「そう言う手法もあるのか」と言う気持ち(どんな気持ち?)

あと私正直ヘンリー・カヴィルがみんなほど好きでも嫌いでもない(わりと本当に無な)んだけどこのシャーロックの役好きだな〜て思う。
上のエノーラに対する男性陣の恫喝について続けると、男性陣の中でエノーラに一番身近に接してるのがおそらくシャーロックなんだけど、彼は徹底して穏やかなキャラクターで彼女を怒鳴ったりしないのも良いな〜と思ったのでした₍₍ ◝( 'ω' )◟ ⁾⁾
パブから追い出されてるシーンは謎の庇護欲も湧いた。なんだこれ。
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