セガール幹事長代理

MOVIE貞子の逆襲のセガール幹事長代理のレビュー・感想・評価

MOVIE貞子の逆襲(2021年製作の映画)
5.0
仲間由紀恵に似ても似つかないブスが自分を騙した男を呪う話。

本作を一度も笑わずに鑑賞できた方は人間の感情が死滅しています。病院に行きましょう。
しかし、揃いも揃って滑舌が40点ぐらいなのでSOUL’dOUT好きは注意です。

女子中学生が好きな男子とどうやってお近づきになれるかという作戦会議をするシーンで繰り広げられる
「そうだ!バナナの皮で転ばせてそれをきっかけに」
「マリオカートか」
というやりとりを考えたのは間違いなく私と同世代のおっさんなので、同窓会気分を味わえた。
世界にはパートナーの女性に麻縄+トレンチの格好で散歩させる紳士がいるそうですが、女子中学生にサムいギャグを言わせ辱める行為はそういった性癖の亜種に違いありません。

そんなことより数十秒だけ出てきたモブの女子中学生に恐ろしく可愛い子がいて、主役との顔面格差も相まって、一瞬でもときめきを覚えてしまった自分が心配になった。行きつけの中学校とか言い出したら何か起こす前に交番に駆け込むつもりです。

あとチャラい不細工な中学生男子が「俺には午前の女と午後の女がいる」って言ってて、陰代表の自分としては嫉妬で狂いそうになったんだけど、学校行ってる分ゆたぼんよりマシかなと、謎の親目線になりました。

レビューを読んでくださっている方の中で、不登校の不細工なお子さんをお持ちの方がいたら、是非親子で本作を観てください。
「世の中は自分が思ってるより何でもアリだよ」と伝えてあげてください。
顔は大事だけど、何でも言ったもん勝ちなところに気付けば、世の中そんなに怖いものは無いのです。