ノブゴロウ

オリエント急行殺人事件のノブゴロウのレビュー・感想・評価

オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)
3.4
1974年のイギリスの作品でアガサ・クリスティの1934年発表の小説『オリエント急行の殺人』を映画化したもの

『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』という作品を鑑賞していたらこの作品の犯人をバラされるというミステリーでは致命的なネタバレを喰らい意図せず犯人を知ってからの鑑賞

そうなるともう答え合わせのような感覚で鑑賞するしかなかったのだが犯人をバラされただけで犯人の動機や殺人の手口などは知らなかったのでまるで刑事コロンボを観ているかのように先に犯人が分かって後はどういう動機でどういう手口なのか?そしてどう推理したのか?を楽しむ形になってしまったがそれでもかなり楽しめた
(犯人を知らなかったらどんだけ楽しめたのだろうとは考えないようしとこ…)

この物語の主人公である探偵のピッチリ横分け小太りヒゲおじさんの第一印象はめっちゃ胡散臭く「これが名探偵?」と思ったが殺人事件が起きてから雰囲気が変わり終わってみればちゃんと名探偵でした

今回は犯人を知ってても脳内変換で刑事コロンボ風に楽しめたが犯人も手口も動機も知った上での2017年版は果たして楽しめるのだろうか?
近いうちに鑑賞してみよう