木製品

カリガリ博士の木製品のネタバレレビュー・内容・結末

カリガリ博士(1920年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

「バビロン」観て無声映画が見てみたくなったので、U-NEXT古い順で一番古い映画でした(1919年)

ヴェルサイユ条約やファシスト党ができた頃にこんな映画があったのかと思うと歴史に慄いてしまう(カルピスの発売も同じ年だった。それが一番びっくり)

背景やセットが不気味な感じ、白黒だからさらにそう感じたのかも
Dr.カリガリが興行主のときと医者のときで顔つきが全然違ってて、声が無い時代の表情の演技ってすごいなと思った
チェザーレの表情も不気味なんだけど、それ以外のチェザーレはとても美しくて、ティム・バートンが影響を受けたっていうのも納得

フランシス(語り手)の夢想だったとかは今ならよくありそうだけど、とにかく場面やキャラクターの不気味さがあったのでフランシスを信じ込んでしまっていた。「ドクター」ってのがタイトルの妙だよねー和訳すると博士に引っ張られちゃうけど
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