なちここ

カリガリ博士のなちここのレビュー・感想・評価

カリガリ博士(1920年製作の映画)
4.3

チェザーレ耽美でいいな!!
四つ辻の美少年思い出した。

シザーハンズしかり、
色白でミステリアスで線が細い男はいい

ドイツ表現主義の中でも最も古いとされる
白黒映画。

変わるがわる場面とオーケストレーションで
物語は進む。でも曲にそこまで相関があるかと言われればそうでもない。


脚本マジで逸材だと思う。
当時では衝撃であったろうまさかの夢オチ。

やられた〜
主人公が1番狂っているパターン。

終盤の精神病棟での種明かしが圧巻、
みんなおかしかったんだ。

自分の都合の良いように世界を作り替えて、
自身は善良な若者、そして現実にいる人間を登場人物にして物語を語る。


現代映画に慣れすぎてて、
片手間に見てしまったのを少し後悔した。


ヒステリックな演技がすげえや
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