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REBEL MOON ー パート1: 炎の子のQIのレビュー・感想・評価

REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)
3.4
“具材たっぷりスナイダー寄せ鍋🍲w”

『七人の侍』『スターウォーズ』『DUNE』をグツグツ煮込んで、スナイダー調味料で味付けしたような作品

そしてスナイダー調味料にもキューブリック、ノーラン、キャメロンの香りが漂っていて、なんかそれだけでお腹いっぱい😅

彼は何をしたくてこの作品を制作したのか?

制作、脚本も手掛けているということはおそらく彼が大好きなものをひたすら詰め込んで、見る側にあまり目が向いていないのではと感じてしまったのがスナイダーファンとしてはとても残念でした😢

これだとなかなか配給、興行というビジネスには結びつきづらく配信のみになってしまったことも納得

これってお金は出すけど口は出さないNetflixにしかできないスナイダー監督をキープするための投資?w

脚本も残念

2部作のpart1としては、仲間集めとそのキャラ紹介、そしてpart2への伏線張りになるのは仕方ないと思いますが…

集める戦士達の背景描写も薄く、いとも簡単に仲間になるように思えキャラ立ちもいまいち

part1としては仲間集めで盛り上げられるハズなのにそれも感じられず

終盤の山場に向けてもフラグ立ちまくりwで完全に展開が読めてしまうという

ヨカッタところ

少々プアに思えるCGを補って余りある画作りの美しさはビジュアルにこだわるスナイダー監督の本領発揮

スローモーション多用という彼の様式美を含め、ファンとしては大いに楽しめました

そして一番ビックリしたのは、某キャラの声優にアンソニー・ホプキンスが名を連ねていること

彼が今後どんな活躍を見せるのか?

そしてpart1にはなかったカタルシスを感じることができるのか?

これがpart2鑑賞のモチベーション

part2での大化けに期待!

p.s.
スナイダー監督の画作りの素晴らしさに素晴らしい脚本が加わった作品を是非見てみたい🤤
これって今年公開された某ゴジラ映画に感じたことと一緒😅
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