このレビューはネタバレを含みます
この監督さんの映画は初めて。
Amazonプライムで早速観てみました。
最初のゴーディの場面から釘付け。
日頃から動物番組の嫌いな私はもっとやったれと思いなんとなくピンときてしまう。
演出が上手くて、え、次はどうなるの?
次はどうなるの?と展開が見えない。
朴訥な主人公と口八丁手八丁な妹に好感を持つ。
よくありがちなセクシーなカッコをした女性のサービスシーンや唐突な恋愛要素を入れたり、セックスシーンを入れないとこがいい!
あれ、必要なんですか?
緊張感が途切れるんだけど!
この映画はそれがないのですっっごく気に入りました!
動物って付き合い方があるんだ。
流石に動物の扱いは慣れているラスト。
動物達をいいように扱う人間の傲慢さ。
映画業界においての黒人の立ち位置。
いかに酷い扱いなのかよくわかりました。
さまざまな『映画』のオマージュ。
映画についての映画はいろいろあるけど、
これはもっとも好きな映画になったかもしれない。
とても皮肉が効いてて好き。
消化する描写が怖かったです。