はら

貞子DXのはらのネタバレレビュー・内容・結末

貞子DX(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

「おおまじめにバカなことをする」ことをおおまじめに演じる、というコントのような映画だった。「まわっちゃダメだ!」「静岡のおじさんの髪の毛が伸びてる!」「リアガラスにお父さんがへばりついてる!」、リボンの服ダサすぎると思ったら衣装チェンジ後もリボンついてるとか、でんぐりがえ死とか、貞子のコスプレしたおじさんがついてくるとか、残り時間のカウントとか、タトゥー出す時に怖そうなSE流すのとか、スーパーハカーのたかしくんとか、笑える要素しかなくてずっと笑ってた。「タクシー代絶対返してくださいね」のコテコテのセリフも嫌いじゃないし、最初あんまり好きになれなかった登場人物たちもみんなポンコツでかわいく思えてくる。IQ200が全く活かされてないのかわいい。主人公よりも占い師の方がヒロインやってるおかげで女性の悲鳴が少なかったのもよかった。ツッコミどころを探したらキリがないからこそ、あなたの好きなツッコミどころはどこですか?と観た人に尋ねたくなる。わたしはやっぱり静岡のおじさん関連が大好きです。最後のお父さんみてたら去年のKOCの顔パックのコントがみたくなってしまった。白塗りのおじさんが佇む姿ってそりゃあ面白いだろ。
はら

はら