序盤から中盤にかけては不気味さが勝って、終盤はひたすら不快。
鑑賞中の気持ちとしてはミッドサマー観てた時のが一番近い。
終始「何を見せられてるんだ…」って思ってたし、何なら鑑賞し終わった後も悶々としてた。何だったんだ…
綿毛が精子のメタファーなのかなとか実はハーパーが妊娠してたけど〜みたいなのは考えられたけど、結局は考察とも呼べない妄想なので棄却。
それを裏付けるような描写も無かったしね。
結局どこまでが現実でどこからが妄想(?)だったのか分からないけど、でもそれを言ったらもうキリが無いよね。
最後のシーンも痕跡がはっきり残ってたし。
色々書いたけどホラー映画としての出来は上々。ジャンプスケアにもしっかりビビったし上手に使ってたと思う。
人間の姿をしてるのに意思疎通が取れないのってどうしてあそこまで不安を掻き立てるのか。突如庭に現れた警官が何も答えてくれないの凄い怖かった。
他の方のレビューで「男性優位社会へのアンチテーゼがテーマ」と書いてあって腑に落ちた。
でも個人的にメッセージ性の強い作品はあまり好きじゃないんだなと再認識出来た。