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MEN 同じ顔の男たちのロアーのレビュー・感想・評価

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)
3.5
"遅れがちな方のA24の女"という肩書きがあるので、気になっていたものの地元で上映のなかったこちらをU-NEXTの配信が399円になった遅れがちなタイミングで観ました。月末にU-NEXTを休会する予定なので、それまでにポイントを全部使い果たしたい精神。

・・・いや〜・・・これこそまさにA24が作りそうな作品だった。
A24が嫌いな人の嫌いたる要素を全部ぶっ込んだ感じもするし、これこそ好き嫌いが激しい・・・というか、A24が好きでもなかなか庇えない過激さでした。

言いたいことは理解できるんだよ。私も一応、性別・女なので。ただ理解したとしても、これはやり過ぎ&あからさまでちょっと嫌だったな。

メタファー云々を読み解くのが馬鹿らしくなるほど、比喩をそのまま具現化した悪夢。ミソジニーを描くためにとんでもないミサンドリー映画になってたように思うんだけど、この映画を作った方々、男からどんな酷い目に遭ったと言うの???自分にそこまで酷い経験がないから受け入れられないのかな〜・・・だとしたら一生受け入れられなくていいや。

↓↓↓以下、ネタバレというよりキーワードのメモ↓↓↓










MEMO---
・男(総称/MEN=複数形)なんてみんな一緒=みんな同じ顔(極論)
・理想のお家=楽園を台無しにするのはいつも男という存在
・こう言う男がどんどん産まれてくる=本当に産んじゃった
・元夫の手と刺した手のリンク
・木の股から産まれる
・タンポポ=綿毛はまんま精子として、丸いままだと卵子にも見えるという発見
・「愛が欲しかっただけ」・・・あと100回くらい斧でぶった斬った上で突き落としてやろうか?
・最後に登場した友人が妊娠中という設定は良かった。果たして産まれてくるのはどっちなのか・・・
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