たく

MEN 同じ顔の男たちのたくのレビュー・感想・評価

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)
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久しぶりにちゃんと気持ち悪かったなあ〜。

これ女性監督だったらいいのになあ、と思ってたけど、やっぱ男性だよね。っていうかアレックスガーランド監督だったのかあ、、
なんか男性の嫌な部分を出してはいるけど、露骨じゃないから、どうとでも取れる。
副題の「同じ顔の男」は、要らなかったんじゃないかなあ。正直、ロリーキニアが全部やってるとは気づかなかったから、人のよっては見終えてからビックリした方がいい気も。
それをあえて言及しないから解釈が多くていいという意図らしい。

あと例のシーンは、シーラ・ナ・ギグ、グリーンマンからインスパイアされてるそうですが、、あれはクローズアップせんでもええだろう😂
口から足が出てるところは進撃の巨人みたいだなーと思ってたら、監督が進撃を観て、「ちゃんと肉体描かなきゃだめだ」って鼓舞されて追加?されたのだとか、、いらんいらん、、!笑

ピアノ弾けない、って言って(多分、一曲弾いてよ、とかだるい感じがいやで)、でも本当は弾けるっていうのはジェシーバックリーのアイデアだそう。そういうところが良かったけど、監督発信ではないのか、、
ジェシーバックリーが好きだから観てられた感もある。監督本人も、あの人を撮って演技が下手って言わせる監督いないでしょって。

解釈としては、ハーパーの自責の念と、そんなことない、っていう葛藤が謎な具現化して、それと決着をつけた、、という感じなのかなあ〜。。

インタビュー系探してたら見つけた、松本穂香さんがクリスマスに1人で映画館行ってゲロゲロしたって記事が1番おもろかったです。

絵がめちゃ綺麗なので、かつ内容も「なんだったんだ、、」を思い続けて答え出ない系なので、考察好きで、気持ち悪い映像が好きな人はオススメです!
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