愛とは究極のエゴなのかもしれない...
こういう宗教的な作品で「マザー!」があったなぁ、と思いながら観てた。
前半は不穏で、不思議。後半はただただ気持ち悪い。男性が男性を出産するシーンがグロすぎる。性を思わせるメタファーが所々に散りばめられていてずっと気持ち悪くて吐きそうだった。
夫の自殺を受け入れることが出来ず、心に深い傷を残した主人公が夫(男性)から受けた抑圧、恐怖、性差、トラウマを克服するまでの話。
「あなたの目は見えていた?」と英語の歌詞があるけれど、これはKeep your eyes wide open before marriage, and half shut afterwards. 結婚前は目を大きく見開き、結婚したら半分閉じよ。という英語のことわざからきてるのかな、と思った。
A24らしくて好きだった。