アクション映画というジャンルに過剰な愛を捧げたかのような凄まじいアクション映画で、現場で監督や俳優、スタントマン、撮影チームみんなでアイデアを出しあって議論をして高めあって作られた映画だと容易に想像がつくので胸が熱くなります。本当に素晴らしいアクションですが、ストーリーが「これ絶対どんでん返しのやつだろ」と想像してしまうような設定なのでなんか落ち着かない感じがしてしまいました。アクション映画で落ち着くというのも変な話ですが、じぶんとしてはシンプル過ぎるくらいシンプルな物語にしてもらって、もっとアクションそのものに集中したかったような気もします。
