#ファルハ #イスラーム映画祭9
1948年、イスラエル建国前に起きたパレスチナ人の大虐殺「ナクバ」を描いた実話。
主人公ファルハのモデル女性はナクバを生き残り、この事実を伝承、パレスチナ系ヨルダン人監督の母親がこの女性から話を聞いたことをきっかけ映画制作へ。
現在進行形でガザで起きている虐殺の起源、ユダヤ人のホロコーストだけが流布してしまっている今の世界で、同じような歴史の悲劇を追体験することで得れる学びと記憶。
単なる暴力映画ではない、アラブ人とユダヤ人の相関だけでも収まらない無限の余韻と深みがある作劇。
アラブ文学者 岡真理さんのアフタートークも本編以上のボリュームと内容。
映画鑑賞に留まらない体験、ありがとうございました。
