超常現象と陰謀論 (「ダヴィンチ・コードか?」というセリフがある) に取り憑かれた男二人の顛末を描くモキュメンタリー風映画。
冒頭から終始漂うLAの不穏な雰囲気が良い。主人公たちは「信頼できない語り手」でもあり、見終わっても実際にあったことなのかフェイクなのか確信が持てない作り。結論は見る人によっても異なるかも。正直ラストカットの意味は不明。
ほぼ男二人だけで物語が進行するので、見る人やコンディションによっては、途中脱落しても不思議ではない作品。個人的には好物だが、予告編で期待したほどの掘り出し物感は無いのも正直な感想。
それにしても、エンドロールで日本人らしき人たちが奏でるマトリョーシカ型のテルミン?は何なん?
なおパンフの販売は無い。