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PIGGY ピギーのKEYのネタバレレビュー・内容・結末

PIGGY ピギー(2022年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

おもろ、おも、おもろーー!!!!
ジャンルの型にはまらない、良い映画だった。スプラッター、サスペンス、ヒューマンドラマ、ティーン映画としても良質。

いじめられっ子の少女の心理がリアルで面白い。同級生のいじめっ子が誘拐される見てしまったのだけど、犯人と目が合っても自分は見逃されて、怖くて誰にも言えない。

親に隠れて家を出ようとする感じが妙にリアルで笑う。劇中は全編緊張感やばすぎて全然笑えなかったけどw

犯人にお菓子貰えたり、初めての異性との距離感でドキドキしたり、親ぶん殴って誘拐するのは駆け落ちみたいで青春映画さながら。
でもさ、あの問題の駆け落ちシーンは、車に乗ってる女の子の置物やステッカーはみんなスタイルが良いから、なんだぽっちゃり好きじゃないじゃん!ってシーンってこと?

自分目線、最終的に犯人のサラへの思い(愛情なのか同情なのか)は、虐げられる者への共感の様な物に感じた。
主人公もそう悟ったのか、あなたのことは好き、でも共犯にはなれないわ。。と決断するのであった。
文章にすると、ここら辺マジで恋愛映画じゃん。笑

ラストは圧巻だったよね。。観客は絶対、こいつやったわ。。ってなるもん。笑
でも最後まで人としての道を逸れないあたり、これこそ至高のリベンジホラー。人として圧勝でした。
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