面白かった。
学校を舞台に、保護者、教師、子供達の視点で描く。
ひとつの視点から見える側面もあるし、見えない側面もある。
大人達は子供の為を思って動くが、子供達は自分事でいっぱいいっぱい。
残酷なのが小さい嘘で、人の人生がガラリと変わること。
間違いを起こさない人間なんて居ない。
人を傷つけない人間も居ないと思う。
誰でも怪物に見える側面は持つと思う。
大人にとっては生活の1部でしかないバラエティ番組のドッキリが、子供にとっては「ドッキリ」と言えば人に嫌がらせをしていい〝価値観〟として浸透する。
怪物って言葉がまだ抽象的だけど、誰でも誰かの加害者になり得る事が恐ろしい。
ラストの解釈調べたら色々あって面白いね。
安藤サクラも瑛太も演技上手いなぁと思いながら見ていたら、子役の子達も凄く上手かった。
何を取っても1級品。-0.3してるけど何が足りなかったかは分かんない。なんとなく。