このレビューはネタバレを含みます
いじめっ子の心理状態って一生理解できないだろうな。
いじめてるのは面白いって感じるからよね?
面白みを感じてるってことは精神がイカれてるんだろうな…
そんな冒頭、物語の紹介シーン。
意味ないイジメに心の傷を深めていくサラ。
そんないじめっ子たちが連れ去られるのを見てしまう…ホラーの引き込みとして好き。
そんなサラの心理状態もまともじゃなくなってる。
なんで食欲湧くの?って思われるのかもしれないけど、ストレス下にある場合、過食や拒食に偏ることを考えるとサラの子豚ちゃん化はずっとストレスに晒され続けてきた結果なんだろう。
サラとキラーの触れ合いにある種の神聖さを醸し出す雰囲気が…
これを愛と呼ぶのか…
サラを好きになる、執着する理由はなんだったんだろう。
サラは結果的に恐怖に打ち勝ち、愛してくれた男をその手で殺したんだね。
ラストの己の殻を破るかのような、解放されたかのようなシーンは印象的。
なんかお洒落さもあってスペインっぽさ感じる。笑