このレビューはネタバレを含みます
くすくす、しくしくってなってた!
そしてなんかすごい考えさせられた。
なんか面白いのに核心をえぐられてる感じ。不思議。
人は死んでもなお邪魔ものになったりもするなあみたいな。
人は死んだら何になるんだろう。どこへ行くんだろう。
自分は死んだら、自分の死体を自分で片付けることはできないもんな、、、
最後まで誰かの厄介になってしまう。
最後を看取ってもらえるってほんとに幸せなことだなあ。
うん。
あと時計。
すっごくお父さんを思い出した。
なんだろね。時計ってなんか象徴だったりするのかな。
毎日欠かさずつけてて、帰ってきたらとる。
許す許さないの話も。
私は割と許しちゃいけないことを許してしまっているような気がして。
許さないということが正しくて、そのほうが救っているんじゃないかとか、いろいろ考えたり。
うん。
そして、きっとどんな人にも人生いろんなエピソードがあって、いろんな人たちに囲まれて生きてるな〜って。それがいい思い出なのか悪い思い出なのか。その人にとっていい人だったのか、悪い人だったのかは分からないけれど、それでも、どんな形であろうと誰かの記憶に残っているってすごい幸せなことだなぁっていうのも思った。
うん。
不謹慎は笑いにしやすいっていう構造もすごい納得みたいなとこもたくさんあったな〜。
頭かち割ったの面白かった。
細かなシーンをわかるか分からないか、絶妙な具合で演じられてて、すごいなぁって思った。
がんばった、がんばった。
響くなぁ。
1番好きだったシーンはね、
どこだろう。
電車閉まってから話し出すとこ意外と好きだったなぁ。
あ、恐ろしく察しが悪いところも面白かった!
タイムリーだったからなんだけど、牧本をみてて、なんかゴッホの宣教師のとこ思い出してたなぁ。人のために私はどこまで尽くし切れるか。
きっとお気に入りの場所だった自分のお墓をあげれるかな。見ず知らずの人の葬式を自腹であげられるかな。その人の思い出を残して思い出す時間なんて、自分の身近な人でもなかなかできてないことも多いだろうに。考えさせられたなぁ。