監督 マイケル・ラドフォード
なんて素敵なお話でしょう。
美しい言葉が好きだからこの脚本も好き。
美しいカプリ島の景色 品の良い音楽も
是非とも 配信系サイトで繰り返し
視聴出来るようになって欲しい。
舞台はイタリアの小さな漁村
無口な父親に育てられた繊細で無知な怠け者
マリオと、家族、恋人(妻) 街のさまざまな人々 移りゆく季節と..実在の詩人パブロ・ネルーダとマリオとの友情が詩を介して育まれ
綴られてゆく人生の大切なひとコマ
髪の中の蔓と星 蝶のように広がる微笑み..
美しいものを、ではなく
全てのものに美しさを見出すことが詩であると
感じさせてもくれる。
好きなシーンいっぱい!
詩人パブロを演じたフランスの名優
フィリップ・ノワレと
純朴で平凡な青年マリオ役の
マッシモ・トロイージは最高のキャスティング
監督・脚本家・俳優でもある主演の
マッシモは
重い心臓病を患いながらの熱演
撮影終了12時間後にこの世を去ったと知ると..
このラストは切ないし泣けた